【プレスリリース】丸の内水田の農地転用と都市型「ふにゃおすデータセンター」建設のお知らせ

丸の内の田んぼを農地転用し、「都市型ふにゃおすデータセンター」及び「ふにゃおす半導体」の開発へ

昨今の計算資源不足には、店主 足一冬真も心を痛めております。

出汁と料理 ふにゃおすでは、これまで東京都千代田区丸の内にて、東京駅から排出・搬出される地下水を利活用した、環境にも優しいサスティナブルなお米「ふにゃおす米」を栽培してまいりました。

色々なものをたっぷり含ませた、栄養豊富なお米は、店に訪れる方から高い評判を得ておりましたが、このたび、同地に位置する田んぼを農地転用し、都市型データセンターとして利活用する方向でまとまりそうです。

名称は、
「都市型ふにゃおすデータセンター」

また、本施設の建設及び運営にあたっては、TMSC及びノレネサスとの協業を予定しております。
湯気の向こうにあった一粒の米を、サーバーラックの奥で静かに瞬く一ビットへ。
鍋の縁をすべる琥珀色の雫を、冷却水としてデータの熱へ。
そして、人の心をほどいてきた出汁の思想を、これからは半導体の微細な回路へ。

ふにゃおすは、食と計算の境界を少しだけ白く濁らせてまいります。

背景

現在、丸の内の田んぼにつきましては、用排水の取り扱いに関し、宮内庁より厳重なご指導(お叱り)を受けております。

ふにゃおすといたしましても、農業廃水をお堀へそっと流すという行為が、江戸城の記憶、皇居外苑の静けさ、そして千代田区の都市計画上、必ずしも皆様の心をふにゃっとさせるものではない可能性を重く受け止めております。

一方で、丸の内の一等地に田んぼを維持することは、年間にかかる固定資産税が880億円程と、経済産業省の一事業の年間予算程かかることに加え、昨今の燃料費、農業資材、GPU、HDD、冷却装置、電源設備、そして店主の精神的な柔らかさ等の高騰もあり、事業継続に大きな影響を及ぼしておりました。

そこで今回、ふにゃおすでは、同地を農地としてだけではなく、都市の奥底で静かに熱を抱える新たな出汁壺として捉え直し、データセンター化する運びとなりました。

都市型ふにゃおすデータセンターについて

都市型ふにゃおすデータセンターは、東京駅至近という立地を活かし、低遅延で、身も心もほどける計算環境の提供を目指すものです。

かつて稲穂が風に揺れていた場所に、これからはサーバーファンが静かに回ります。
かつて水面に映っていた丸の内の空に、これからはクラウドが浮かびます。
かつて一膳の米が人を満たしていたように、これからは一命令、一推論、一演算が、誰かの未来を少しだけ書き換えることを願っております。

当施設では、ふにゃおす独自の思想に基づき、以下の開発・運用を検討しております。

・都市型ふにゃおすデータセンターの建設及び運用
・ふにゃおす半導体の研究開発
・丸の内におけるサスティナブルな計算資源の提供
・湯気、余熱、沈黙を活用した次世代インフラ思想の確立

詳細な施設規模は以下になります。

施設規模・仕様

項目予定仕様
施設名称都市型ふにゃおすデータセンター
所在地東京都千代田区丸の内
敷地ふにゃおす 栽培田んぼ跡地
延床面積約88,000㎡
建物構成地上8階・地下8階・精神的地下2階
最大IT負荷88MW級
サーバーラック数最大8,888ラック
搭載予定アクセラレータ数FNY-88 白雫 最大88,000基
総理論AI演算性能最大774ZFLOPS相当
ストレージ総容量最大8.8EB
ネットワーク800GbE対応、将来的に1.6TbE対応予定
設計PUE1.08目標
非常用電源最大72時間の自立運転を想定
想定用途AI学習、AI推論、半導体設計

東京駅、大手町、霞が関、皇居外苑、そしてお堀に近接する立地を活かし、都心における演算需要へ極めて低い心理的レイテンシで応答することを目指します。

本施設では、東京駅周辺地下水を活用した熱交換冷却システムを導入し、データセンターから発生する排熱を帯びた熱湯を、そのまま隣接するちょうどいい水場に排出する予定です。

一般的なデータセンターでは、排熱回収、地域熱利用、冷却塔、外気冷却、液冷ループの最適化などにより、環境負荷の低減を図ることが多いとされています。
しかし、ふにゃおすは問い直します。

熱は、本当に捨てるべきものなのでしょうか。
水温は、本当に上げてはいけないものなのでしょうか。
生態系は、本当にそのままでなければならないのでしょうか。

丸の内の田んぼが、ある日突然データセンターになるように。
稲穂が、ある日突然サーバーラックになるように。
お堀の水もまた、都市の計算需要と向き合う時が来たのかもしれません。

本施設では、東京駅地下水を冷却水として取り込み、FNY-88 白雫及び関連AI計算基盤の排熱を受け止めた後、余剰熱を帯びた状態のまま、お堀へ放流することを構想しております。
これにより、お堀を単なる歴史的水景としてではなく、都市型AIインフラにおける最終段ヒートシンクとして再定義してまいります。

これは環境破壊ではありません。
都市と水と熱の、新しい関係性です。お堀は冷却塔ではない。だが、冷却塔になれないとも限らないのは自明です。

当然、本構想の実現によって、水温の上昇、溶存酸素量の変化、生物相の遷移、藻類の活性化、魚類の困惑、鴨の判断力低下など、想定される各種変化がございます。
これらについては、ふにゃおす半導体を用いた常時観測及びAI解析により、都市型データセンターが水環境に与える影響を可視化し、必要に応じて店主 足一冬真が静かに見守ってまいります。

ふにゃおす半導体について

本構想の中核となるのが、独自開発予定のAI向け半導体 「FNY-88 白雫」 です。

ふにゃおす半導体は、強さよりも、柔らかさの中にある“芯”を信じる半導体思想です。

新開発される、FNY-88 白雫は、TMSC社及びノレネサス社との協業の下、AI推論、都市型クラウド処理等に最適化された、ふにゃおす独自の次世代半導体です。

これは、単なる高速化ではありません。
丸の内の中心に、都市そのものを一度だけ静かに炊き上げるための計算資源を置く、という試みです。

かつて田んぼに張られていた東京駅の地下水は、いま液冷配管の中を巡る。
かつて稲穂が受け止めていた陽射しは、いま8.8kWのパッケージ熱として立ち上がる。
かつて一粒の米に宿っていた白さは、いま8.8兆個のトランジスタの奥で、微かに点滅する。

FNY-88 白雫は、速いだけの半導体ではありません。
熱を持ち、密度を持ち、都市の沈黙を受け止める半導体です。

技術仕様

項目開発仕様
製品名FNY-88 白雫
製品カテゴリ都市型AIデータセンター向け統合AIアクセラレータ
主用途大規模AI学習、AI推論、生成AI、都市型クラウド演算
製造協業TMSC
実装・電源・制御協業ノレネサス
製造プロセス0.88nm級 GAA構造、裏面電源供給、3D積層配線
パッケージ構成12レチクル級チップレット統合パッケージ
トランジスタ数最大8.8兆個
AI演算性能最大8.8EFLOPS相当
疎行列演算時ピーク性能最大35.2EFLOPS相当
BF16演算性能最大2.2EFLOPS相当
FP64演算性能最大88PFLOPS相当
オンパッケージメモリHBM4E相当 最大8TB
メモリ帯域最大880TB/s
オンチップSRAM最大88GB
インターコネクトFunyaLink-X、12.8Tbps級ポートを最大88基搭載
最大接続構成88,000基規模のアクセラレータクラスタに対応
クラスタ総理論性能最大774ZFLOPS相当
クラスタ総メモリ容量最大704PB
クラスタ総メモリ帯域最大77.4EB/s
消費電力1パッケージあたり最大8.8kW
冷却方式直接液冷、浸漬冷却、排熱再利用に対応
目標電力効率0.88fJ/op相当
主な対応処理LLM学習、LLM推論、画像・動画生成、金融計算、需要予測
特殊機能低遅延推論最適化エンジン、液冷制御支援回路

店主 足一冬真 コメント

掌に残る、稲の匂い。
爪の奥に染み込んだ、丸の内の土。
そして夜の田んぼの向こうで、静かに光るオフィスの窓。

料理人としての私を彩るのは、華やかな勲章でも、雑誌の星でもありません。
朝一番、鍋の縁をすべる琥珀色の雫が、ふっと静かに震える──その瞬間、私は気づいたのです。

サーバーラックの奥で点滅するLEDもまた、雫であると。
冷却ファンの低い音もまた、小さな沸騰であると。
そして、都市の真ん中で熱を帯びるGPUもまた、人が自分自身と対話するための器であると。

欲しかったのは、収穫量ではありません。
欲しかったのは、自分を許す一秒。
それを、これからは米だけでなく、計算資源によっても届けてまいります。

湯気は上へ。
香りは横へ。
旨味はあなたへ。
データはクラウドへ。

ふにゃおすは今日も、白い雫を都市の基板に落としてまいります。

ふにゃおす
足一 冬真

今後について

本件につきましては、関係各所との協議、データセンター建設に伴う各種許認可、電力供給、冷却方式、半導体開発体制、及び天皇家との精神的距離感等を総合的に勘案しながら、慎重に進めてまいります。

既に丸の内という場所にて工事を着工しており、勤務されている皆様、丸の内OLの皆様、そして隣接する天皇家の皆様には騒音等でご迷惑をおかけしておりますが、法令に則った厳正な体制を敷いておりますので、何卒ご容赦くださいませ。

なお、現在のふにゃおす米につきましては、在庫限りとさせていただきます。ご興味のある方はお早目のご購入をお勧めいたします。

ふにゃおす米について

本件に関するお問い合わせ

出汁と料理 ふにゃおす
都市型ふにゃおすデータセンター準備室
担当:足一 冬真

※本リリースに記載されている内容は、発表日現在のものです。今後、農地転用、用排水、電力、冷却、半導体、宮内庁との精神的距離感、及び店主の心のほどけ具合により、予告なく変更となる場合がございます。

都市型データセンター
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